エコは経済性と環境性のバランスが大切
世間でよく言われるエコとはエコロジー、つまり環境に配慮しているという意味です。しかしエコノミー、経済的という意味で使っている人もいます。環境に良くて経済的であれば良いのですが、この二つは必ずしもセットではありません。環境には良いが、お財布には全然優しくない、というものもあります。逆にお財布には優しいが環境には全く優しくないものもあります。それをエコだなんて胸を張って言っている人を見ると恥ずかしくないのかと思ってしまいます。ハイブリッドカーは環境にも良くて経済的、二つのエコを満たしています。電気で走る分、排気ガスが少ないので環境に良い、そしてガソリン代が節約できるので経済的、というわけです。
環境には良いが決して経済的ではないのは次世代の究極のエコカー、燃料電池車です。来年には発売されますが、本体価格は700万円ほどするそうです。水しか排出しませんので環境には良いですが、肝心の水素補給はガソリンとほぼ変わらないくらいのお金がかかるようです。本体価格も高いので、決して経済的ではありません。先日タイヤを見に行ったところ、店員にエコタイヤ、なる商品を勧められました。どのへんがエコなのか聞いてみたところ、磨り減るスピードが遅いので長持ちする、燃費も良くなる、ゴミを減らせる、とのことです。しかし肝心のタイヤの原材料は別に環境に配慮しているわけではありません。そして他のタイヤに比べてとても高かったです。環境と経済性のバランスが取れていないと思いましたので購入は見送りました。
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